士別市の未来を、今ここから。

私は、ふるさと士別市のまちづくりを、市民の皆さんと共に担う決意を新たにしました。
これまで、市議員、市議会議員、北海道議会議員として、50年以上にわたり地方自治に携わってまいりました。上川管内をはじめ、北海道各地の自治体の取り組みを学び、また道職員や全国自治体議員の方々と意見交換や交流を重ねる中で、多くの知見と経験を得てきました。
士別市は、稲作や畑作、酪農・畜産など多様な農業が展開される、まさに北海道農業の縮図といえる存在です。この士別市が元気になることは、地域はもちろん、北海道全体の活力につながると実感しています。
しかし今、人口減少や高齢化社会という、かつてない課題に直面しています。こうした状況を乗り越えるためには、新たなチャレンジや積極的な取り組みが求められています。
「士別市の未来を、今ここから。」
確かな経験と現場から培った知恵を生かしながら「市民の力がまちを動かす。ともに、一歩を。」の市民参加のまちづくりを進めていきます。
その歩みは決して容易ではありません。一番大切なのは、市民の皆さんと悩み、行動をともにしていくことです。対話を何よりも大切にし、地域の声を一つひとつ形にしていく。私はその先頭に立ち、士別市の未来に向けて、確かな一歩を踏み出してまいります。

北口 雄幸

農林業を守る

国の農林業政策は、地方の実態を知りません。 『水田活用直接支払交付金の突然の見直し』『肥料や飼料、生産資材の急激な高騰』『コメなど生産物の価格低迷』『甜菜の作付け制限』『生乳産業の危機』など、北海道農業は今、極めて厳しい環境に置かれています。
食料は命を守る砦であり、北海道そして上川の最大の魅力は、雄大で四季折々な自然と美味しい食です。
北海道の基幹産業である農林業を守り、農家の皆さんや林業に従事される皆さんを支援できるよう、道議会でもしっかり声を出していきます。

住みつづけられる地域

地域で暮らす最重要の基盤である医療は、深刻な状況に追い込まれています。財政措置の充実をはじめとした、医師の偏在を解消する取り組みを進めます。
また、鉄路は、道民の足として北海道経済を支えてきました。JR北海道路線維持に向けた早期対応を追求していきます。 そして、安心して地域に住み続けるためには、は不可欠なものです。
水道料金は受益者負担であり、地域によって大きく異なります。人口減少社会における水道事業の在り方について、しっかりと取り組んでいきます。

地域の声を聞く

地方自治の基本は、“自分たちのことは自分たちで決める”ことです。私は、16年前に道議会議員となってから、常に上川管内すべての市町村に伺い、皆さまと意見交換してきました。日々の生活で困っていることや心配なこと、事業上の課題など、たくさんのをいただきます。このような地域の声をしっかりと北海道、そして国に届けていくことが地方議員の役割です。
これからも、皆さんの声をしっかりと受け止め、地方に住んでいても真面目に頑張っている人が報われる社会をめざして活動していきます。